株式会社板谷工務店

〒598-0021 大阪府泉佐野市日根野3535-1

TEL:072-467-0467
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私たちについて

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受け継ぎ、刻み、未来へつなぐもの

木とまつりと生きる

数百年先を見据えた

仕事を胸に。

板谷工務店のものづくりは、形をつくるだけの仕事ではありません。
木を知り、まつりを知り、町の誇りを守り続ける“地車大工”として、次の世代が胸を張れる仕事を残したいと考えています。
​​​​​​​ここでは、私たちの想いと、木への向き合い方、受け継ぐべき技のことをご紹介します。

板谷工務店の想い

地車大工として
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​受け継いだ誇りを、

地車大工として​​​​​​​

​​​​​​​受け継いだ誇りを、​​​​​​​

技とともに未来へつなぐ。​​​​​​​

技とともに

未来へつなぐ。​​​​​​​

町を走るだんじりは、ただの木工品ではなく、長い歴史の中で育まれてきた「町の誇り」そのものです。
その大切な存在づくりを託される私たち地車大工は、一本の木に触れる瞬間から、完成の最終工程に至るまで、一切の妥協を許さないという覚悟で仕事に向き合っています。
木のクセや粘りを読み取り、最適な部材として生かすこと、見えない部分の構造にこそ手間を惜しまず、すべては「後の世に恥じないものを残す」という職人としての責任です。
板谷工務店は、受け継いだ誇りを胸に、これからも町の宝となるだんじりをつくり続けてまいります。​​​​​​​

背景

- 原木について -

木を読むことから
​​​​​​​すべてが始まる。​​​​​​​

板谷工務店の祭車(さいしゃ)づくりは、原木の選定からすでに勝負が始まっています。
木の力を最大限に引き出すために、一本一本を丁寧に見極め、最良の形へ生かすためのこだわりがあります。​​​​​​​

一本一本の「性格」を読むこと

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一本一本の「性格」を読むこと

木目の流れ、年輪の詰まり、油分の多さ、手触り。
​​​​​​​職人は五感を使って木の性格を読み、その木がどの部材に最も適しているかを判断します。
​​​​​​​同じ欅でも同じ木は二つとないため、見極めこそが技の核心です。

「切り旬」を外さない仕入れ

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「切り旬」を外さない仕入れ

原木はいつ切っても同じではありません。
​​​​​​​切り旬に合わせて仕入れることで、狂いが少なく、長い年月に耐える良質な材になります。
​​​​​​​これは短期ではなく、100年単位の強さを前提にした選択です。​​​​​​​

強さだけでなく「粘り」を見る

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強さだけでなく「粘り」を見る

だんじりや布団太鼓は激しく動くため、硬さだけでは持ちません。
衝撃に耐える粘りがあることが重要で、欅を中心に適材適所で材を選びます。
​​​​​​​用途に応じた最適解を見抜くのが職人の仕事です。​​​​​​​

- 使用する原木 -

地車を支える、
​​​​​​​選び抜かれた木材。

欅

欅(けやき)

もっとも多く使用する祭車の王道材です。
​​​​​​​硬さ・粘り・耐久性が高く、激しい動きにも耐え、 年月を経るごとに艶と深みが増します。

松

松(まつ)

比重が軽く、粘りがあり、衝撃に強い材です。  
​​​​​​​部材によっては欅より適する部分もあり、軽さを求める部分や動きが多い箇所に用いられます。​​​​​​​

桧

桧(ひのき)

狂いが少なく安定性が高い材です。  
​​​​​​​内部構造や見えない部分の「長持ち」を支え、微妙な湿度変化にも強い特性があります。​​​​​​​

唐木類

唐木(からき)類

黒檀・紫檀など非常に硬く、美しい艶を持つ高級材 です。
​​​​​​​装飾部分や強度の必要なポイントに使われ、祭車全体の品格を高めます。​​​​​​​

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伝承・継承について – 技と文化を未来へ

受け継いだ技で、

数百年先、未来へつなぐ。

だんじりや布団太鼓、やぐらの製作は、技術を覚えるだけでは成り立ちません。
木への理解、祭りへの敬意、そして地域とともに歩む姿勢があってこそ、本物になります。
私たちは、受け継いだ技と心を次世代へつなぎ、この文化を未来へ守り続けることを使命としています。
​​​​​​​若い職人が誇りを持って「地車大工」として歩める環境づくりも、 板谷工務店の大切な役割です。​​​​​​​